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メアリー&マックス
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    メアリー&マックスを見てきました。

    『メアリー&マックス』
    監督/脚本 アダム・エリオット  2008 オーストラリア


    名作であることは言うまでもなく、多くの人に見てほしい、映画への感想はシンプルにそれだけです。
    今回はちょっと作品から離れて、障害というものについて触れてみたいと思います。

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    posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 11:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
    カールじいさんの空飛ぶ家
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      2010年元旦。『カールじいさんの空飛ぶ家』を見てきました。

      地元の映画館にふらりと行ったら、上映まで2時間待ち。
      ということで、本屋で「重力ピエロ」を買い、パブみたいなところで、昼からビールを飲みつつ読書という優雅な時を過ごしてから、いざ映画館へ向かい直しました。2010年の目標は、昼からおいしいビールを一人で飲める女になる、です。

      さて、『カールじいさんの空飛ぶ家』こと英題『UP!』。
      すばらしい映画でした。
      ピクサーは毎回ものすごい期待とともに見に行くのに、ちゃんと気持ちに答えてくれるのがすごいと思います。
      思い返してみると、この映画、実はとてもよくあるストーリー展開だと思います。ものすごく簡単にストーリーを紹介すると、ちょっといじっばりな主人公が冒険を通じて、仲間の大切さや仲間と一緒にいる喜びを知る、というやつです。冒頭の伏線とかも、本当によくある手法のはずなのです。
      それなのに、観客にありきたりの展開と思わせないのがすごいと思いました。
      ひとつひとつの要素を一風変わった者や物に置き換えて、きっちり性格付けをし、さらに1分と待たずに常に先には新しい発見が用意されている。丁寧に丁寧に作り込んである作品でした。

      観客を満足させるためには、全てを新しくする必要なんてないんだな、ということをつくづく実感しました。むしろ使い古されたお話しでも、演出次第で十分に人を楽しませることができるのですね。アニメーションにとって大切なのはとにかく“細部”だということを改めて感じた映画でした。

      ちなみにこれ、もしCGとか駆使して実写でやっても、たぶんあんまりおもしろくないと思います。コメディにはなっても現実味がなくなってしまうと思うんです。おじいちゃんの冒険活劇を、しっかりとした現実味のあるものとして描けるのがアニメーションって手法なんだと思います。全部が作り物の世界では本物じゃないものこそが真実になる、それがアニメーションの醍醐味なのではないでしょうか。作りものの世界に、本物の命を吹き込むことで、実物よりも実在感のある世界を作り出す、そんな“アニメーション”を生み出すピクサーはやっぱりやっぱりすばらしいスタジオだと思いました。

      posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
      戦場でワルツを
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        『戦場でワルツを』を見てきました。

        話題の映画ほど予備知識を入れずに見に行くようにしていたのですが、大失敗。こちらは1982年にレバノンで起きたパレスチナ難民キャンプの虐殺事件を、綴ったドキュメンタリーだったのでした。(詳しくはこちらをみてください)「イラク戦争か湾岸戦争の話らしい」と軽い気持ちで行ってしまったため、見事なカウンターパンチをくらってしまいました。

        ただ、ストーリー自体が失った記憶を取り戻しながら、この事件の詳細を探っていくという作りのため、知識の乏しい人間にも視点が割合近く、歴史を知らないがための大混乱に陥るということはありません。
        それが余計に事件への衝撃を増す要因になったのだと思いますが…全く知らなかった世界の話へすんなりと誘っていく手法は巧みなものでした。

        映画館を出た直後は、いったいこの映画をどう整理していいものか悩みました。
        これはドキュメンタリーであり、映画であり、私が普段見ているアニメーションの枠ではとてもとらえきれないものでした。アニメーションは一つの演出要素として大切ものではありましたが、この映画の真意は“事実を伝えること”であり、実験的アニメーション作品ではありません。

        『ダーウィンの悪夢』を見たときもそうだったのですが、自分ではどうしようもない問題を提示してくるドキュメンタリーを見ると、ひたすら無力な自分を思い知らされて、悶々とうなだれることしかできなくなります。
        なにやら問題を投げ渡されたのか?でももう過去に起こってしまったことで、私なんかが何をしようと変えようのないことだし、この映画を見て、“ただ知る”ことさえすれば、いいのかな…などなど、とひたすらうじうじします。

        じゃ、なんで見に行くのかというと、話題になってたからという程度の理由なのです。では、なぜ話題になるのか?きっとみんな知らなくてはいけないという意識があって、こういった過去を知る事で、これから先も平和にどっぷり浸かって生きてくことを許されたいんだと思います。振り返ってみれば、愚かとしかいいようのない数々の行為を知ることは、自分も虐殺をしたりされたりしている生き物と同じ、人間て種族に生まれちゃった義務なのかもしれません。


        ☆☆☆ 追記 ☆☆☆
        『ダーウィンの悪夢』で検索すると「嘘」というキーワードがかなり目につきます。「ドキュメンタリーも誰かの視点を軸に描いているにすぎませんよ」とはかつて出会ったとある人に言われたことを思い出しました。


        posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
        ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション
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          渋谷のライズXに、「ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション」を見に行ってきました。もう見に行かれた方も多いはず。

          『ウォーキング』も『ストリート・ミュージック』は、何度見てもよかったです。『シランクス』は、ライアン・ラーキンの作品とは知らず、かつて見た事あったけど、ほとんど記憶から消えていました。。

          なんといってもCGドキュメンタリー作品『ライアン』が字幕付きで見れたのが嬉しかったです。学生のときに、シーグラフ帰りの教授が真っ先に見せてくれたんですが、そのときはライアン・ラーキンのことも何も知らないし、英語だし、課題だらけで眠いし、で、とりあえず気持ち悪いCGだな、くらいにしか思えませんでした。それが時を超えて、こんなにも心に染み入ってくる作品として再び出会えるとは。
          ライアン・ラーキンは、人生そのものが映画の人ですね。
          どんな凡人でも、天才よりは、世の中生きてて損はないよ、と思いました。

          ちなみに遺作となった『スペア・チェンジ 小銭を』は、数十年前と同じ輝きを求める姿勢も取れず、中途半端な気持ちのまま見てしまったので、いいとも悪いとも判断できませんでした。一般的にはあまり評判よくないみたいですが、これもひとつの作品の形なんだろうな、と私は思いました。というか、そこまで印象に残っていない、というのが正直な感想です。またどこかで見れる日を今は待とうと思います。


          ライズXって最近できたのでしょうか。これくらいの規模の、ミニシアター付きミニミニシアターがもっとあちこちにできたらいいのに、と思いました。上映時間1時間以内、1000円以下って条件で。


          posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
          ウォレスとグルミット『ベーカリー街の悪夢』
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            ウォレスとグルミット『ベーカリー街の悪夢』を見てきました。

            早くみたい〜とい気持ちを抑えきれず、夏休みの子供たちに交じってひとまず映画館に突進したら、吹き替え版で見る事に。
            ウォレスといえば欽ちゃん、と思っていたら今回は津川雅彦さんが吹き替えをしていました。おそらくわざとなのでしょうが、少々台詞がゆっくりすぎて、最初は違和感を感じました。
            そのせいなのか何なのか、ちょっと今回の『ベーカリー街の悪夢』は今までの作品群に比べて少しおとなしい仕上がりに感じました。

            ストーリーは毎度おなじみ、ウォレスがある麗しい女性に恋をし…というところから始まるドタバタ。あいかわらずストーリーのあちこちに、いろんなアイデアがつめこまれ、コックの帽子をぷっと膨らませたり、恋の芽生えをパンの膨らみに例えるところなんかはさすがだな、と思ったのですが、何かが足りないんです。
            と思ったら、今回は格別目立つ形でウォレスの発明品が出てこなかったのでした。
            パン工場の仕掛けは大仰でスケールの大きさだけはあったけど、『危機一髪』にあった窓ふきのためのバンジージャンプのような“無駄”な発明があまり出てこなかったような気がします。
            普通なんです。どうでもいい小さなこだわりがなくて、普通の日常がそのまま再現されてる。
            普通なのはヒロインのパイエラもそうで、森公美子の吹き替えがすごくよかったから、いい個性は出てたんですが、いわゆる昼ドラにも出てきそうな女の人像。キャラ付けが(ウォレスとグルミットにしては)単純だったような気がしました。
            アクションシーンもそれまでの作品と比べてしまうと、緩急のリズムがいまいち乗りずらく、舞台も工場内に限定されているので、ちょっと残念。
            なんて何の苦労も知らずに散々書きましたが、全ては前作までのおもしろさを土台に期待を上乗せに上乗せしまくった視点から見た結果の感想にすぎません。
            背景を含めた造形・動きのクオリティは本当にあきれるくらい高かったです。
            十二分に一見の価値あり!の作品です。
            映画館での公開でクレイアニメがこんなに長期シリーズで続いてるって、本当に貴重な作品だと思います。今後もずーっとずーっと続いていってくれることを祈るばかりです。
            posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) |