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KASHIKOKIMONO
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    横浜近辺で配布されてるフリーペーパー「ヨコハマ・アートナビ」には、毎回表紙に山村浩二さんおすすめのアニメーション作家さんの作品が使われているのですが、今月号の表紙に使われてた早川貴泰さんの作品がおもしろかったので、載せておきます。

    (ライアン・ラーキン+ノーマン・マクラレン+相原信洋)×デジタル
    =見覚えのある新しい表現↓


    こちらのページに載ってるインタビューがこれまたおもしろいです。

    哲学的な追求の末のデジタル表現ていうのは、おもしろいものですね。

    最近の風潮として、アンチデジタルがかなり大衆的なものになってきて、アナログ手法がだいぶ見直されてきた分、かつてただ目新しさ故にデジタルに飛びついた時代を再現するかのように、ただ手作りが好きだからという理由だけでアナログに飛びついている表現が多くなってきてると思います(かくいう私もまさにそうなんですが)

    この方は、相当いろんな理由があって、いまの手法を取っているというのが格好いい。手作り=いいもの、という理由を、この人くらい明確に答えられる人は少ないのでは??



    ところで、フルHDのさらに4倍の解像度という4Kの映像ですが、70mmフィルムだったら、再現可能だった領域だったんじゃないかな、なんて思ってしまいましたが、どうなんでしょう。。


    posted by: anikoromushi | 日本 2000年代 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
    こまねこのクリスマス ー迷子になったプレゼントー
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      こまねこの続編の続編「迷子になったプレゼント」を見てきました。

      峰岸さんの動かすこまちゃんたちは、あいかわらず途方もなく上手で、生き生きとしていて、かわいらしい動きをしていました。
      もうそれだけで満足〜
      と言いたいところですが、人間だんだんと欲が出てくるもので、今回ほんの少し物足りなさを感じたところを、あえてとりあげてみます。それはずばり、言葉なしの演出です。

      続きを読む >>
      posted by: anikoromushi | 日本 2000年代 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ジャングル大帝 と アニメーターの経済事情
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        ご覧になられましたでしょうか?

        ジャングル大帝
        (フジテレビ開局50周年・手塚治虫生誕80周年記念)


        動画の先生であるKさんが、年明けから北京に出向いては、現地の人を指導していた作品。正直、Kさんから聞いてなかったら見逃してそうだった作品。

        「手塚治虫さんの原作とは全然違う」とは聞いていたので、がっかりしちゃうのかなぁ、と思いながら見ていました。
        ところがどっこい。おもしろかったです。確かにレオのしぐさとかはぶりっこしすぎですが、手塚さんの伝えたかった自然と人間との関わり方への問題意識とか、見事に引き継いで表現されていたんじゃないかな。動きもものすごーーーくよかったです。

        時任三郎のパンジャ(レオのお父さん)と松島奈々子のエライザ(レオのお母さん)以外は、声優もよかったです。反対にこの2人はひどかった…でも、視聴率のためにはどうしようもないのでしょうね。

        さて、Kさんに聞いた話では、中国ではアニメーターを目指して高額な学費を払って学校や教育施設に通っている人がたくさんいるそうです。日本では、アニメーターといえば貧乏の代名詞のような位置づけになってしまってますが、あちらでは、お金持ちのうちの子供がなる憧れの職業なんだそうです。
        日本でいう、音大行くようなものなのでしょうか。
        もちろん、家がお金なくても頑張って音楽家になる人はたくさんいるでしょうが、基本的にお金がないとなりづらい職業のひとつみたいですね。

        日本のアニメ界は右を向いても左を向いてもとにかく給料が少ないです。そのせいですぐに人がやめていって、人材ならぬ人財はすかすか状態。まずは安定した生活が営める程度、最低限の賃金を支払う。あれだけ大規模なものをテレビが作れるのならば、これは、不可能なことじゃないと思うんですが、いったいお金はどこをどうやって流れていっているのでしょう。。。

        ちなみに、手塚治虫さんは、マンガで稼いだお金で、赤字だった虫プロをなんとか養っていたそうです。一時、お昼になると奥さんがお盆に100円玉をたくさんのっけてアニメーターにお昼代ですよ〜と配ったりもしていたそう。でも手塚さん本人に聞くと、「え?知りませんよ、僕はそんなこと」ととぼけていらしたらしい。

        集団でした作れない大作アニメのためには、トップがみんなを思いやる精神がきっと大切なはず。家内制手工業的な虫プロならではの構造だったのかもしれませんが、どうか、アニメの殿堂を作ろうとしてる人々にもこの精神を持っていただきたい、と思いました。


        posted by: anikoromushi | 日本 2000年代 | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
        輝きの川
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          芸大の学祭「藝祭 Short Film Fes 2009」を見に行ってきました。
          無料で見れる学生作品とはいえ、きっと中にはひとつやふたつダイヤの原石があるはず!と信じて〆切に追われる中、上野にある芸大音楽部へ。朗々と響き渡る声楽部の歌声や、ガムラン演奏をくぐり抜けて会場へ向かいます。200人くらい収容できそうな講堂には、30〜40人くらいの人がパラパラと座っていました。

          上映内容は、A〜Dプログラムまで全25作品。
          う〜〜〜ん…と思う作品が続く中、ありましたよ!ダイヤの原石ならぬ、ピッカピカに磨き抜かれた王冠クラスの作品が!!

          輝きの川

          『輝きの川』 大桃洋祐 15分52秒 2009


          光り輝く小さな魚が“輝きの川”を目指して旅をするお話。

          実に実に実に精巧な切り絵アニメーション。
          細部に落ちる影が、そこにあるものの存在を感じさせ、デジタルにはない、やわらかな光が作品全体を包んでいる、あきれるくらいに、あらゆる意味でクオリティの高い作品でした。

          ここで見たものに限らず、最近多くの作品が自分勝手な世界観を押し付けてくるのを必死に跳ね返しながら見ていた中、この作品には完全に引き込まれていってしまいました。
          みんなが避けてしまいがちな、よくある展開のお話を、しっかりと説得力をもって映像化しているので、まるでずっと昔から知っているお話しであったかのように、すっと心に溶け込んできます。岡本忠成さんの学研映画を想起させるような懐かしさを感じました。

          もしかしたら、このファンタジックな絵作りから中身を想像して避けてしまうような人もいるかもしれませんが、それは本当にもったいないことです。絵本のような絵作りでありながら、紙芝居ではこの魅力は伝えきれない、動きがちゃんと重要な役割を担っている作品です。
          純粋に、こどもに見せたいと思える作品。
          こんなにすばらしいものが見れてよかった!
          と晴れ晴れとした気持ちとともに、そそくさと芸大をあとにしました。



          他にも何点か、お!と思った作品たち。

          ■『そういう眼鏡』 和田淳 6分 2007 (ドローイング)
          ■『ある日常の記憶』 秦俊子 3分38秒 2007 (パペット)
          ■『Bloom』 秦俊子 7分57秒 2009 (パペット)
          ■『狼疾の人ーある小説家の話ー』 折笠良 2009 (ドローイング)



          そうそう、芸大ならではなのでしょうか。
          どの作品も音楽がすばらしかったです。反対に立派すぎる音楽と絵の釣り合いが難しそう、と思う部分もありましたが、これこそ芸大ならではの贅沢さなのかな?今回、音楽学部での上映というのも何かの縁なのでしょうか。


          posted by: anikoromushi | 日本 2000年代 | 16:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
          サマーウォーズ
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            アニメなんか見ないだろう、と思っていた友人から、すごくお気に入った映画があるから、もう一回見たい。一緒に見ようと誘われ見てきました。

            『時をかける少女』のスタッフがお送りするこの作品。うん、おもしろかったです。『時かけ』で扱っているのは、主人公マコト自身の小さな世界だったのに対し、こちらは大家族がテーマの大きな愛。より幅広い世代が楽しめるのではないでしょうか。

            あいかわらず、動きとかはすごくよくて、ozの世界観を作っているCGも圧巻。ただ、何となくどうしても比べてしまう気持ちを抑えきれずに言わせてもらえば、私は『時かけ』の方が好きかなぁ、と思いました。というか、主人公により共感できるのが『時かけ』の方なのかもしれません。彼女はスポットライトを浴びただけの、本当は凡人のヒロインだったけど、『サマーウォーズ』の主人公は気弱だけど、特殊能力を持っている本物のヒーローだったので。

            ストーリーの内容はネタバレになってしまうので、詳しくは控えますが、まさに今の時代だからこそ描かれるものだと思いました。私はモンスターハンターしたことないですが、電車内のあちこちで、勝手に皆さん一緒に戦ってるそうじゃないですか。そういった経験のある人にはより楽しめる映画だと思います。
            でも、もしこの映画が20年前に上映されていても、すぞくおもしろかっただろうとも思います。その時代にはなかったであろう技術的なことを、観客それぞれが勝手な想像で補いつつ楽しめたんじゃないかな、と思いました。

            見る前は、いったいどうやって双方の世界を行き来するんだろう、と思っていたけど、その描き方は、チビッコがDSもっていたり、みんなで充電コードつき携帯握りしめていたりと、とてもリアルでわかりやすかったことが好印象。『パプリカ』みたいになっちゃうんでは…と思っていたので、この演出にはとてもほっとし、関心しました。

            2回も見たいという友人ほどには、私はのめり込めなかったけど、この夏見ておけてよかったな、と思う一本でした。
            posted by: anikoromushi | 日本 2000年代 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) |