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カールじいさんの空飛ぶ家
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    2010年元旦。『カールじいさんの空飛ぶ家』を見てきました。

    地元の映画館にふらりと行ったら、上映まで2時間待ち。
    ということで、本屋で「重力ピエロ」を買い、パブみたいなところで、昼からビールを飲みつつ読書という優雅な時を過ごしてから、いざ映画館へ向かい直しました。2010年の目標は、昼からおいしいビールを一人で飲める女になる、です。

    さて、『カールじいさんの空飛ぶ家』こと英題『UP!』。
    すばらしい映画でした。
    ピクサーは毎回ものすごい期待とともに見に行くのに、ちゃんと気持ちに答えてくれるのがすごいと思います。
    思い返してみると、この映画、実はとてもよくあるストーリー展開だと思います。ものすごく簡単にストーリーを紹介すると、ちょっといじっばりな主人公が冒険を通じて、仲間の大切さや仲間と一緒にいる喜びを知る、というやつです。冒頭の伏線とかも、本当によくある手法のはずなのです。
    それなのに、観客にありきたりの展開と思わせないのがすごいと思いました。
    ひとつひとつの要素を一風変わった者や物に置き換えて、きっちり性格付けをし、さらに1分と待たずに常に先には新しい発見が用意されている。丁寧に丁寧に作り込んである作品でした。

    観客を満足させるためには、全てを新しくする必要なんてないんだな、ということをつくづく実感しました。むしろ使い古されたお話しでも、演出次第で十分に人を楽しませることができるのですね。アニメーションにとって大切なのはとにかく“細部”だということを改めて感じた映画でした。

    ちなみにこれ、もしCGとか駆使して実写でやっても、たぶんあんまりおもしろくないと思います。コメディにはなっても現実味がなくなってしまうと思うんです。おじいちゃんの冒険活劇を、しっかりとした現実味のあるものとして描けるのがアニメーションって手法なんだと思います。全部が作り物の世界では本物じゃないものこそが真実になる、それがアニメーションの醍醐味なのではないでしょうか。作りものの世界に、本物の命を吹き込むことで、実物よりも実在感のある世界を作り出す、そんな“アニメーション”を生み出すピクサーはやっぱりやっぱりすばらしいスタジオだと思いました。

    posted by: anikoromushi | 海外 2000年代 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |









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