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第14回 広島国際アニメーションフェスティバル
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    第14回 広島国際アニメーションフェスティバル に行ってきました。

    マスコットキャラクター ラッピー
    マスコットキャラクターのラッピー

    広島のアステールプラザという市民ホールのような場所で、5日間に渡って世界中の短編アニメーションを見まくる映画祭です。今回で4度目の参加となる私は、後半の二日間だけ参加してきました。

    4度目ということは、6年間も通っているということになります。
    6年前と比べて、自分の立場がずいぶん変わったからでしょうか?
    広島に行くたびにモヤモヤとした感情が残っていたのですが、今回はそれがだいぶ形をとってきた気がします。

    ちょっとここで、広島国際アニメーションフェスティバルについて紹介します。
    ご存知の方は読み飛ばしてください。

    ☆ ☆

    広島のアニメーションフェスティバルは世界四大アニメーションフェスティバルのひとつで、アニメーション好きの中ではかなり有名です。一度は行ってみたいと思っている人も多いと思います。

    ただ、その一度が継続する人、そうでない人が割合はっきりと別れると思います。
    なぜなら、広島の上映はとても不親切だからです!
    というと大変な誤解を産んでしましますね。すいません。

    ボランティアスタッフの方はみなさんとても丁寧に対応してくれますし、上映作品も豊富でまったく飽きることのない、素晴らしいフェスティバルです。ただ上映作品の多くが、観客への歩み寄りを大切にしていない作品群に偏りがちだと思います。(私個人の印象ですが)

    いわゆる、“難解”なんですね。
    『2001年宇宙の旅』や『ソラリス』、または理解不能な現代美術のような、一見しただけでは簡単に楽しめない短編映画が多いんです。
    しかしそれは、普段テレビドラマやハリウッド映画のようにわかりやすい情報をそのまま受け入れることに慣れてしまった人々の持つ感想にすぎません。
    自ら切り込み隊長として、作品にグイグイと歩み寄って行く人々にとっては、とても深くて面白みにあふれた世界となっています。

    まさにこの視点こそがヒロシマ!だと私は思っています。


    以上、私の個人的視点からの広島の紹介でした。

    ☆ ☆



    さて、今回の広島で見つかったモヤモヤに戻ります。




    今回の参加で見つかった広島のひとつの答え、それは改めて「広島は作る人のためのフェスティバルである!」です。

    6年前に初参加した時の私は、まだアニメーションを作ったことすらなく、ただひたすら、少しでも自分の制作のヒントになるものを見つけようと必死でした。どんなに理解できない作品でも、何かをつかめるかもしれない、と思ってグリグリと勝手に作品をほじくっては、勝手にこれだと思える答えを持ち帰っていました。
    当時の私は実際に制作した経験はゼロだったくせに、まさに“作り手視点”で作品に挑んでいたのですね。

    一方6年経ち、ある程度の制作経験を積み、30歳になった今回は、単純に作品を楽しもうと思って上映を見に行きました。そんな気持ちで挑んでみて、楽しめた作品はいくつあったかというと、予想通り多くはありませんでした。
    もともと行く前から、「さて、今回は何本理解できるものがあるかなー?」くらいの気持ちで臨んでいたので特に問題はなかったのですが、自分の中で“作り手の視点”から“観客の視点”にすっかり立場が変わったのだな、ということを実感しました。
    6年前と違って作る経験を積んだのにです。
    むしろ積んだからこそ、こちらの視点が大切だと思うようになりました。


    観客に媚びることなく、作家が純粋に表現を探せる場であるフェスティバルを希少さを大切だとは思う気持ちもあります。しかし純粋さを追求するほどに、お客さんの存在っていうのが離れていってしまうのを仕方のないこととして片付けてしまって本当にいいのでしょうか?

    ・・・あんまりよくはないんじゃないかな?

    どうやらこれが私のモヤモヤの正体みたいです。

    「作る人のためのフェスティバル」じゃなくて、「作る人と観る人のためのフェスティバル」になったらいいのになぁと思います。

    経験者でなくても楽しめる、経験者ならその数倍も楽しめる、そんな試合をしましょうよ!

    posted by: anikoromushi | イベント | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |









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